働く環境の多様化とネットワーク環境の高度化に伴って、
大切な情報資産を扱うプリンター・複合機にも厳格なセキュリティー対策が求められるようになりました。
エプソンでは、オフィス/家庭用から商業/産業用のレシートプリンターや大型プリンターまで、統一のセキュリティーコンセプトで、一貫した開発を行い、
お客様に安心してご利用いただける製品づくりに取り組んでいます。
刻々と巧妙化し続けるセキュリティーの脅威からお客様の情報資産を守るため、エプソンでは、単に製品に対策機能を搭載するだけでなく、最新の脆弱性情報をいち早く収集し、タイムリーな対策をお届けします。
さらに、プリンター・複合機を取り巻くさまざまな脅威からお客様の情報資産を守るため、エプソンは、製品の企画から開発・製造・販売・保守までライフサイクル全体を通じて、ソフトウェアとハードウェアの両面から最適な対策を施し、
安心して利用できる製品を提供します。
当社では、製品ジャンルごとの多様な使用環境を精査して、お客様がよりセキュアな状態で製品をご利用いただけるように、
企画から開発・評価・製造・販売・保守までライフサイクル全体を通じた製品(エンドポイント)セキュリティーを実践しています。
エプソンが独自開発したプリンター制御用ICと、
メカ制御、画像処理などさまざまな処理を最適に使い分ける独自のファームウェアを
組み合わせることで、高性能かつ安全性に優れたプラットフォームを実現しています。
特にセキュリティーリスクの高い通信部とその他の情報処理部を分離した制御で、外部からの不正アクセスを防ぎ、
お客様の大切な情報を守ります。
エプソンは、製品セキュリティーの第三者評価を通して、客観的に製品セキュリティー機能の状態把握を行うと共に、今後想定されるセキュリティー上のリスクを先取りして改善に取り組んでいます。
C0728 | セイコーエプソン株式会社 | LX-10020M/WF-M21000 | R3/08/23 | PP適合 (U.S. Government Protection Profile for Hardcopy Devices Version 1.0 (IEEE Std. 2600.2™-2009)) |
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C0700 | セイコーエプソン株式会社 | LX-10050MF/LX-10050KF/LX-7550MF/ LX-6050MF/WF-C21000/WF-C20750/WF-C20600 | R3/01/26 | PP適合 (U.S. Government Protection Profile for Hardcopy Devices Version 1.0 (IEEE Std. 2600.2™-2009)) |
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C0602 | セイコーエプソン株式会社 | LX-10000F/LX-7000F/WF-C20590/WF-C17590 | H30/06/15 | PP適合 (U.S. Government Protection Profile for Hardcopy Devices Version 1.0 (IEEE Std. 2600.2™-2009)) |
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C0803 | セイコーエプソン株式会社 | EPSON LM-C6000/LM-C5000/LM-C4000/AM-C6000/AM-C5000/AM-C4000 | R5/12/14 | PP適合 (U.S. Government Protection Profile for Hardcopy Devices Version 1.0 (IEEE Std. 2600.2™-2009)) |
(注):BMSecは、JBMIAの商標です。
製品本体の工場出荷時の設定は、ご利用の前に、お客様の環境に合わせて変更する必要があります。
特に管理者パスワードの設定・管理、インターネットへの接続設定、無線LANネットワークへの接続設定については、
適切なセキュリティー設定の実施をお願いしています。
管理者パスワードが未設定、または工場出荷時設定のままの場合、機体に保存されている設定や情報が不正に参照されたり、または変更されたりするリスクがあります。またIDやパスワード、アドレス帳等の個人情報や機密情報の漏えいするリスクもあります。
設置時には複合機に管理者パスワードを個別に設定することを強く推奨します。
プリンター、複合機をインターネットに直接接続すると、不正操作や情報漏えいなど、お客様のネットワークに思わぬセキュリティーリスクを抱えることになります。
プリンター、複合機はインターネットに直接接続せず、ファイアウォールで保護されたネットワーク内に設置してください。その際には、プライベートIPアドレスを設定して運用することを推奨します。
無線LANの利点は、コンピューターやスマートフォン端末と電波で通信するために、電波が届く範囲であれば自由にネットワークへ接続できることです。その反面、セキュリティーの設定を適切に行わないと、悪意のある第三者によって通信内容の盗聴や不正アクセスが発生する場合があります。
無線LAN使用時は、無線LANのセキュリティーを適切に設定してください。
プリンターの周りに印刷文書をうっかり放置してしまい、第三者に重要情報を見られるリスクがある。
Epson Print Admin /
Epson Print Admin Serverless
ICカードによる本人認証で
目前印刷を実現
認証後の複合機の前で印刷指示を行うため、印刷物の放置を抑制出来ます。
認証後の目前印刷のため、第三者による印刷物の取り間違えも防ぎます。
業務に関係のない機能も
使えるため、外部への情報漏えい
リスクがある。
さまざまな契約形態の従業員がいるので内部資料の漏えいのリスクがある。
Epson Print Admin /
Epson Print Admin Serverless
登録ユーザー以外の複合機操作を制限
あらかじめ複合機を利用するユーザーや機能を登録して、複合機の勝手な操作を防止することで、漏えいリスクを軽減できます。
最新ファームウェアで安全・安心な
機器環境をご利用いただけます。
使用している機器の脆弱性やセキュリティーリスクが心配。機器のファームウェアを最新バージョンに保ってセキュリティーの脅威に備えたい。
Epson Device Admin
ファームウェアアップデートが必要なエプソンの複合機・プリンターを自動でアップデートできます。
機器のファームウェアバージョンをリモート操作によって確認・アップデートができます。バージョンアップの必要のある機器を特定し、常に最新のファームウェアバージョンに保つことで機器をセキュリティーの脅威から守り、安心してご利用できる環境を提供します。
対応する製品に関してはエプソン営業担当者にお問い合わせください